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更新

第1章 第3話 「デュエル」 をアップしました。

マンガで見たいと言っていただけたので、
第1章 第1話 「きっかけ」 にマンガ全ページをアップしてみました(台詞なし)
まだヘタッピです。次はもっと頑張ります。
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第3話 デュエル

第2話7ページ目

「デュエル」とはファームで各チームが戦う方法で、
決められたフィールドで決められた時間内に相手のチームの戦力を自分のチームの戦力の1/2以下にすることが勝利の条件である。
ファームにいるエボリューターは皆、生命維持装置に相当するプロテクターをきており、
蓄積されたダメージによって戦闘不能が判断され、
戦闘から離脱した者はトータルの戦力からマイナスされていく。
無差別な殺し合いをさせている訳ではなく、
死者や重傷者をださないように管理された戦いが「デュエル」である。
チームの戦力を算出するために、各エボリューターには数値化された戦闘力が設定されており、
ロココのようなチームのリーダークラス達はAAクラスと呼ばれ20pt、
ハンゾウ・ロン・ナナシの3人のようなチームの主力となる者はAクラスで各10pt、
ほか、ロココのチームには2ptのBクラスが5名、1ptのCクラスが10名いる。
どのチームもトータル70ptを持っているが、その数値が示すとおり、
AクラスとBクラスのエボリューターの間には大きな力の差があるため、
各クラスのしめる割合によってチームの強さに差がでるのだ。
同じ70ptでもAAクラス1名とAクラス5名だけのチームの方がロココのチーム編成よりはるかに有利といえる。
ロココのチーム「スピットファイア」とクズキリのチーム「ロックハート」はまったく同じチーム編成のためこれまで幾度となくデュエルをくりひろげてきた。
また、各チームにはメディコと呼ばれる強い治癒能力「ヒーラー」を持った者がおり、デュエルの際は敵味方に関係なく救護活動を行う。
ロココのチームではクララがメディコである。
さて、実際デュエルが始まると、両方のチームはそれぞれが同じように戦力を減らしていくので、相手チームだけの戦力を自分のチームの半分まで削るのは非常に難しく、勝敗はなかなかつかない。
ほとんどは時間切れのドローという結果になる。
いかにしてデュエルに勝つか、という作戦をたてることが重要になってくるのだ。
今回のように突発的にデュエルを申し込んでくるのはクズキリがよほど洞窟でのことに腹をたてている証拠だ。
「ナナシ!ほかのメンバー達に伝えてくれ!」
「ロン!ルインズフィールドのマップを出せ!」
ロココが指示を出しアジトがデュエルの前の緊張感に包まれた。


― 翌日 正午 ―

巨大な廃市街を模して作られたデュエルフィールド「ルインズフィールド」。
ロココ達はすでにフィールド内の所定のポジションについて戦闘の準備に入っていた。
廃墟と化したビルが立ち並ぶこのフィールドではそれぞれのスキルを生かすことのできる場所が限られてくる。
ロココのアクセレイションのように極端に早いスピードを生かすには広い場所が必要だし、ハンゾウのような身のこなしを持っているものはビルの中の暗く狭い場所で活躍できる。
しっかりとした戦闘プランをもって戦わねば、勝利は見えない。
ロココは怒りに我を忘れているクズキリの唐突なデュエルの申し出に、確かな勝利の確信をしていた。


最初に戦闘に突入したのはハンゾウだった。
フィールドの中でもっとも大きな廃ビルのエントランスホールに潜んでいたハンゾウのもとに「ピッチャー」が現れた。
ピッチャーはスキル「スロー」を持ち、手にしたものを凄まじい威力と正確さで投げることができる。
まだハンゾウの存在に気がついていないピッチャーの頭上からハンゾウは打刀を手に舞い降りる。
足下におちた影をみたピッチャーが間一髪のところでハンゾウの攻撃をかわし、身を翻すと同時に手にしていたゴルフボールほどの大きさのボールをハンゾウ目がけて投げつける。
しかし、ハンゾウはボールを右手に持った打刀で難なくあしらうと、ピッチャーに言った。
「さすがにそう簡単にはいかないか」
ピッチャーは新しいボールを手にしながらニヤリと笑った。
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苦手なこと…

ブログを公開して、やっと100人の方に訪問していただくことができました。
マンガを隔月で7ページ描きながらブログで小説を公開…
仕事の合間にやってるからただでさえ大変なのに…
実はとても苦手なことがあります。
女の子を描くのがすこぶる駄目なんだな。
男の体は自分というモデルがあるからどうとでもなるし、基本的にごついものを描くのは得意。
でも女性特有のやわらかさ・細さ・しなやかさ・表情…難しい…
マンガを描く以上女の子のキャラは必要不可欠。
頑張ってタイトルに女の子を載せてみたもののずいぶん苦労したなあ…
誰か上手に女の子を描くコツを教えてください!切実…
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モーラ

第2話モーラ登場

●モーラ
クズキリ達のアジト近くに突如できた洞窟でロココ達が遭遇した巨大なモグラ。
人間の言葉を話し、本人曰く、「私はなんでも知ってるだわよ」。
ロココ達に今の世界が地底にあり、はるか上に地上という無限の世界があることを教える。
本当に全てをしっているのか?何かを企んでいるのか?まだ謎があまりに多い…
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イメージカット

モールエイジイメージ

ブログを開設してまだ数週間。
まだ少ないですが何人かの方に訪問していただくことができました。
ただアクセスカウンターの数字が1つ増えるたけでもこんなに嬉しいものなのかと感じています。
更新を出来る限りがんばって、来てくれた人に少しでも楽しんでもらいたい!
そんな気持ちでイラストをアップしてみました。
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ごあいさつ

遅ればせながら。
「モールエイジ」はアメコミ大好きな私、コイケが何年も前からこんな漫画描いて見たいな、 と考えていたお話です。
当然のようにスーパーな超能力をもったヒーローが現れて大活躍です。
3章だてでストーリーを考え、エンディングに向けていくつかのフラグを立てたり。
簡単な謎解きがあったり。少年ジャ○プ的に戦ったり。
あまり難しくならないように話を考えていきたいです。
最初は世界観に戸惑いもあるかもしれませんが、長い目で見守っていただければ…
読んでいただいて何か感想を持たれたら是非コメントをお願いします。
厳しいご感想をお待ちしています。
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第2話 出会い

ロココ達はナナシの指差した方向に足をすすめた。
しばらく歩くと洞窟は行き止まりになっていた。
「…何、これ?」ロンがイラついた声をあげた。
「行き止まりじゃん!」ロンがナナシに詰め寄った。
しかし、ナナシは微動だにしない。
ナナシだけではなかった、ロココもハンゾウもユニもその洞窟の行き止まりを一心に見つめている。
「アレ?みんなどうし…」ロンも皆の様子に気付いてその行き止まりに目を戻した。
「うわ!」行き止まりの壁がゆっくりを動いた。
洞窟を塞ぐほどに巨大な生き物がロココ達の行く手を塞いでいたのだ。
「ナナシ、こいつか!」ロココが叫ぶ。
「間違いない!」ナナシは答えた。
もともとチームで戦闘におもむき、それぞれの役割をもった戦い方をするロココ達は
この異様な生き物に対して、すでにそれぞれが戦闘態勢に入っていた。
その巨大な生き物はロココ達に目を向ける。
ロココ達は今にも飛びかからんばかりだ。
しかし…
「あらやだ、見つかっちゃったわ」その巨大なモグラは人間の言葉でそう言った。
張りつめていたロココ達の緊張の糸がいきなり切れた。
「はあ?」


小1時間もたっただろうか、ロココ達は「モーラ」と名乗るその巨大なモグラと話をしていた。
モーラはロココ達に見つかったことに、「しくじった」といいながらも今にも飛びかからんとしていたロココ達見てしぶしぶと話し始めた。
ロココ達が生まれるずっと前、およそ200年程前から自分は存在し、ロココ達の世界を見続けていたこと。
今ロココ達のいる世界が地上という世界からずっと深く潜った地下に存在しているということ。
ロココ達能力者が、本来地上で生活していた人類が極端に違う環境に適応するために生まれた突然変異であるということ。
全てがロココ達にとってはおよそ信じられない驚きに満ちた話だった。
なぜ自分達が地上についての知識をまったく持っていないのか?
なぜ人類は地底に潜ったのか?
いくつかの質問にはモーラは答えようとせず、「それは自分達の目と耳で確かめなさい」といい、
「まずはハイポリスになってセンターへ行ければ真実に近づけるわ」と、このファームでの 勝ち残りをロココ達にうながした。
最初は半信半疑だったロココ達も、すっかりモーラの話に聞き入り、巨大なモグラを囲んで最後は言葉を失っていた。
「さてあたしはそろそろ行くよ」モーラは巨大な体を翻しザクザクと洞窟の奥へと潜り始めた。
「ちょっと待ってくれ!もっと聞きたいことが沢山あるんだ!」
「さっきも言っただろ、まずはハイポリスになりなさい。あなた達には力がある。きっと大丈夫」
そう言い残すと、モーラは洞窟の壁の奥に消えていった。
呆然とモーラの消えた壁を見ていたロココ達だが、ナナシがつぶやいた。
「おかしいよな、どう考えてもわざと見つけられるようにしていたとしか思えない」
「確かに…今みたいに潜った後を塞いでりゃこんな洞窟もできなかったはずだし…」
「何も聞いていない俺達にあんな話をするなんて、まるで地上に行けと言わんばかりだ…」
ロココ達の中にいままでにない大きな謎が残った。


「おかえりなさい」
ロココ達がアジトに戻ると、残っていたクララが迎えた。
「どうしたの」
皆が眉間にしわを寄せて腕を組み何も言わずに席に座った。
「ねえ、どうしたの!」クララがもう一度聞いた。
ロココ達はハッとしてクララの顔を見た。
ロココはどうしようか悩んだが、結局洞窟での出来事をクララに話す事にした。
クララも洞窟でのロココ達と同じように最初は半信半疑、最後は呆然と言葉を失っていた。
「それを信じろっていうの?」「人の言葉を話すでかいモグラの言ったってことを?」
クララの言う事はもっともだ。
そもそもモーラの存在自体が実際に見たものじゃなければとても信じられない。
結局クララはロココ達がどんなに必死ではなしても、最後まで納得いった様子はなかった。
ロココ達も説明し疲れて、もはや自分達さえも夢でも見ていたんじゃないかと思っていた。
アジトの中のメンバー達は全員わけのわからない疲れにどっぷりとつかり、静まりかえっていた。
しかしその静寂はけたたましいブザーの音にかき消された。
ハンゾウは自分の後ろにあるモニターをつけ、マイクとスピーカーの電源を入れた。
「さっきはよくもやってくれたな!!」
モニターのなかでクズキリが切れ上がっていた。
「デュエルだ!!」さっきまで疲れ切った目をしていたロココ達に緊張が走った。
「場所と時間は?」ハンゾウがモニターの中のクズキリに聞く。
「場所はルインズフィールド!時間は明日の正午!!」
ハンゾウはロココがうなずくのを確認すると、
「わかった」と答えてモニターを切った。
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ロン

ロンイメージ

●ロン(16才)
チーム「スピットファイア」のメンバー。
Aクラスのエボリューター。戦力値は10pt。
スキル「スパーク」は両手のひらから強力な電撃を発することができる。
ロココ・ハンゾウと共にチームの主力として活躍する。
やや頭に血がのぼりやすい性格。
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ハンゾウ

ハンゾウイメージ

●ハンゾウ(16才)
チーム「スピットファイア」のメンバー。
Aクラスのエボリューター。戦力値は10pt。
スキル「ダブルハンド」を持つ二刀流の達人。
忍者のような素早い身のこなしをもち、チーム内ではロココに次ぐ高い戦闘力の持ち主。
常に冷静沈着なロココの右腕的存在。
戦闘時に手にする「打刀」には切断力はなく、打ち叩くための武器である。
やや天然なところあり。
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ロココ

ロココイメージ

●ロココ(16才)
チーム「スピットファイア」のリーダー。
AAクラスのエボリューター。戦力値は20pt。
スキル「アクセレイション」によって自分の動きを加速させることが出来るが、どこまで加速できるかはまだ本人にもわからない。
戦闘時には自分の加速した攻撃に体が耐えられないために棒を手に戦う。
幼い頃に「グリフ」という名のハイポリスに命を救われたことがあり、自身もハイポリスになるという強い信念を持っている。
好奇心旺盛ですこしのんびりや。
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第1話 きっかけ

センターホスピタルの火災から15年後…
「おい!ロココ!」
ロココは大きな声に現実に引き戻された。
「えっ、何?」
「人の話を聞け!」
声を荒げているのはロンだった。
2人以外にアジトにいるのはハンゾウとクララだ。どうもこの場にいないメンバーが問題らしい。
「またグリフのこと考えてたの?」クララが聞いた。
グリフとは、まだロココが幼い頃に命を救ってくれたハイポリスの名だ。
「まあ、その…」
あいまいな返事をしたロココだったが、実際は違っていた。
何となく見ていた空間にぼんやりと自分の姿が浮かんでいるのを、夢の中にいるような気持ちで眺めていた。
不思議と驚きもなく、ただただぼんやりと眺めていた。
「またユニとナナシが勝手なことをしてんだよ!」ロンが言った。
「どうもクズキリの縄張りの方へ行ったみたいだ」ハンゾウが言葉を付け加えた。
「でもナナシがついてりゃ面倒なことになる前に気づけるだろ、いざとなりゃ助けも呼べるだろうし…」
ロココは途中まで言ってロンとハンゾウの顔を見た。
ああ、なんだ、こいつらも行きたくてしょうがないんだ…
爛々としている二人の目を見てロココは思った
「…でもまぁ、暇だからクズキリ奴でもからかいにいってみるか!」
ロンとハンゾウがにやりと笑った。


早速出掛けよう、というときにクララがロココに声をかけた。
「さっきの話のときに、あたし変なの見たんだ」
「何?」すでに気持ちが高ぶり始めているロココは少し面倒くさげに聞いた。
「ロココがうっすらと宙に浮いてるのが見えたの…」
「え…」


―30分程後―
ハァ、ハァ、ハァ。
ユニとナナシは暗い洞窟の中を懸命に何かから逃げていた。
「なんでこんな近くまでクズキリが来るまで気付かなかったっスか!!」
「だってしょうがないだろ!こんなところまでクズキリの奴がくると思わなかったし、
 ああもう!だから嫌だって…!うわっ!」
「ドカ!」後ろから巨大な岩が飛んで来た!
凄まじい勢いで岩が砕け、足下は大きく揺れ、気がつくとしりもちをついた二人のまえにクズキリの巨体があった。
「オイ!やばくないか…」ナナシがユニにいった。
「こんなところでロココんところの兵隊に会うとは思ってなかったぜ…
 せっかくだからいただいちまうか!!」
「ナナナナシ!まだっスか!!」
「もうずっと呼んでるよ!!!」
クズキリの巨大な腕が伸びて来てユニの小さな体を鷲掴みにした。
「ユニ!!!」
まさに絶体絶命のその時…
「ジャキン!」1本の閃光が走った。
「グァアアアアア!!」
クズキリが頭を抑えてうずくまった。
間一髪のところでハンゾウが手にした打刀でクズキリに一撃をあびせたのだ。
「ハンゾウ!!!」ユニとナナシが歓喜の声をあげた。
「なめるな!」
しかしすぐ次の瞬間、クズキリの右腕がハンゾウ目がけて振り下ろされる。
ハンゾウはヒラリとクズキリの攻撃をかわしたが、クズキリの右腕は地面に突き刺さり砂煙を巻き上げていた。
「ロン!」「はいよ!」ハンゾウの呼びかけに、ロンの返事がした次の瞬間、クズキリは感電し、地面に崩れ落ちた。


「いっちょあがりだな」ロンの両の手のひらからはまだ電光が漏れている。
「正面から勝負したらかなり厳しいからな、こいつは…」
ハンゾウとロンは倒れたクズキリを見下ろした。
驚くべき事にクズキリはスヤスヤと寝息をたてている。
「寝てるだけ?どうすりゃ倒せるんだよ?」ロンの落胆はもっともだ。
クズキリのスキルは「アブソーバー」。
攻撃をうけることがわかっていれば、そのダメージを吸収してしまうことができる。
物理的な攻撃方法では圧倒的に不利なわけだ。
ロンの「スパーク」による攻撃はロココ達にとってもっとも有効な攻撃だった。
「まあ、当分起きてはこないだろ。」少し遅れて来たロココが言った。
「そんなことより、どういうことか説明してもらうぞ、ナナシ」
ナナシとユニは顔を見合わせてうなずいた。
「歩きながらでいいかな?」


「にしてもこんところにこんな洞窟あったかな?」ロンが洞窟の中を見回しながら言った。
「まずはそこからだね。じつはこの洞窟ができたのはつい最近らしいんだ。
 サロンでクズキリの仲間が話してるのをユニが聞いて、興味津々、行ってみようってわけさ」
「ふうん、でもなんでナナシがついていてクズキリがあんなに近くに来るまで気付かなかったんだよ」
「サーチを他のことに集中させてたんだよ」
「他のこと?」
「うん、今までに感じた事のない巨大な気配を感じたんだ、クズキリなんかよりもっと全然でかい…」
「感じた事のない巨大な気配?」ロココの目がキラリと光った。
「うん、もうかなり近くまできてる…」ナナシは足をとめた。
「この先だ…」ナナシの指差した先からはすでにロココ達にもわかるほどの異様な気配が漂ってきていた。
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プロローグ

「お願い!中に赤ちゃんがいるの!誰か助けて!」
センターホスピタルは炎に包まれていた。
「お願い!誰か!」
泣き叫ぶ女性。その傍らにいる少年は呆然とゴウゴウと音をたてる炎を見上げていた。
「お願い…」
女性の叫びはつぶやきにかわっていた。
誰も言葉にはしなかったが、すでに手遅れなのは皆わかっていた。
頬がチリチリと熱くなるの感じながら、少年は病院の屋上に建つ十字架の脇にたっている人影をみていた。
凄まじい炎の中に悠然と立つその人影もまた「3つの目」で少年を見下ろしていた。
「ハイポリスが来たぞ!!」
少年は声のした方向に目を向けた。6人のハイポリスが現れた。
人々の歓声がわきあがる。

この世界では50人に1人ほどの確率で特殊な能力(スキル)をもって生まれるエボリューターと呼ばれる人間がいる。
ハイポリスとはそんな能力者達の中から選ばれた特殊警察で、いわばこの世界における「ヒーロー」達である。
子供達にとってハイポリスはあこがれの存在であり、それはこの少年も例外ではなかった。
センターは100年程前から生まれるようになったこのエボリューター達の力を間違った方向に走らせないためにハイポリスのという組織をつくり、普通の人間よりも優れた力を持つエボリューターによる犯罪の発生を未然に防いでいた。

ふいに燃える病院から凄まじい爆発音が響いた。
振り向いた少年がもう一度十字架を見上げたとき、さっきまで十字架の脇に立っていた人影は消えていた。

― 次の日のニュース ―
昨夜センターホスピタルで発生した火事は病院を全焼。
死傷者は現在確認されているだけで80人をこえ、なおも増える見込みです。
火災はかけつけたハイポリスの活躍により無事消し止められ、延焼などの被害はありませんでしたが、多くの人命が奪われるシティ始まって以来の大惨事となりました…
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モールエイジの世界

この物語の主人公「ロココ」達は普通の人間にはない能力「スキル」を持った、エボリューターと呼ばれる特殊な人間です。
エボリューターとはこの世界で50人に1人程度の確率で産まれる突然変異だといわれています。
ロココ達が生活しているのは「アルカディアシティ」と呼ばれる人口50万人程のドーム型の都市です。
「シティ」は「センター」と呼ばれる中央統治組織によって管理され、「センター」は各政治的組織の1つとして特殊警察を持っています。
特殊警察は「ポリス」と呼ばれ、ロココ達のようなエボリューターによって組織されています。
「ポリス」には優秀なエボリューターで構成された「ハイポリス」という上位機関があります。
「ハイポリス」は通常ではむずかしい事件や犯罪の解決に起用され、また時には高齢者や子供達に救いの手を差し伸べるいわばヒーロー的な存在で、子供達のあこがれの的です。
「ポリス」は大体18歳~25歳位の若い能力者で構成されており、6年に1度入れ替えが行われます。
その入れ替えの際に使用されるのが「ファーム」と呼ばれる「シティ」の地下に存在する訓練場です。
「ファーム」はシティの面積の約1/2に相当する広大な訓練場で、いくつかの「デュエルフィールド」と呼ばれる訓練エリアがあります。
能力者は「ハイポリス」の選抜のために10代半ば位の年齢になると、この「ファーム」で4つのチームに分けられて戦闘訓練を行います。
その戦闘訓練を「デュエル」といい、それに使われるのが「デュエルフィールド」です。
「デュエル」は「センター」によって管理された戦闘訓練で、開始時間と場所は各チーム間で決めることが出来ますが、訓練時間は決められており、重傷者や死者などが出ないように参加している能力者のコンディションがある程度まで落ちると戦闘不能とされ、訓練から強制的に排除されます。
「デュエル」の勝敗は相手チームの戦力を時間内に自分のチームの戦力の1/2以下にすることです。
この「デュエル」の結果、4チームの中から1チームだけ勝ち残りを選び出し、次の「ハイポリス」へと育てるのです。
実際は「デュエル」の勝敗をつけるのはむずかしく、訓練期間は3年から5年に及びます。
また「ファーム」には中央に「サロン」と呼ばれる中立エリアがあります。
「サロン」は敵味方に関係なく過ごす事のできる唯一の場所で、一切の敵対行為が禁止されています。
「ロココ」はこの4チームの中の1つ「スピットファイア」のリーダーです。
日々「ハイポリス」の座を仲間と共に目指して…というところから物語は始まります。
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第2章
プロローグ
第1話 ヒーロー
第2話 反乱の旗印
第3話 教官
第4話 はじまり
第5話 引き金
第6話 ロミオ
第7話 野性
第8話 突入
第9話 運命
第10話 コンビネーション
第11話 水魔
第12話 足止め
第13話 助っ人
第14話 閃光
第15話 三眼の男
第16話 極炎の宴
第17話 裏切り
第18話 覚悟
第19話 ロン
第20話 仇
第21話 真実の扉
第22話 弟

第1章
プロローグ
第1話 きっかけ
第2話 出会い
第3話 デュエル
第4話 誤算
第5話 決着
第6話 余韻
第7話 密会
第8話 油断は禁物
第9話 兄弟
第10話 涙のむこう
第11話 トリデ
第12話 チカラ
第13話 休息
第14話 決戦の時
第15話 逆転
第16話 軌道
第17話 必殺技
第18話 狂気
第19話 光
第20話 喜びの中
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描いています。
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