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第8話 突入

バロックは1人センタータワーを見上げていた。
ついにこの時が来た………
ついに全ての謎が解ける………
バロックはゆっくりと歩をすすめる。
少し離れてエイプリルが、また少し離れてエルモがそしてそのあとに
シンゾウ、コハル、ジェイミーが続く。
タワーの自動ドアがバロックに反応して開くと、能天気なアナウンスが流れる。
「アルカディアシティ、センタータワーへようこそ」
広々としたエントランスホールの中央奥に受付がある。
受付の担当者は手元の書類に目を通していた。
不意に手元が暗くなる。
顔を上げると、バロックが立っていた。
「いらっしゃいませ、本日はどういったご用件ですか?」
受付はそう聞きながら手元のスイッチを押していた。
来客リストに載っていない人物であることはさっき見ていた書類でわかっていた。
「警報は鳴らしたか?」
「!!」
「三長老に会いにきた」
バロックが指を鳴らすとエントランスフロアを囲むガラスが一枚残らず砕けちった。
ガッシャアーーーーーン!!!!
「きゃあーーーーーーー!!!!!」
あたりに悲鳴が響き渡る。
「もとより静かに入り込もうなんて思っちゃいない」
バロック達は騒ぎが大きくなったエントランスホールを横切り、
何事もなかったかのように奥のエレベータに向かった。




「バロック、このまま三長老の所までいけるなんて思っちゃいないだろ?」
エルモが昇っていくエレベーターの中の沈黙を破った。
「恐らく俺達を待っているのは、現役を退いた歴代のハイポリスってところだろう、
 それかもしくはそれ以上の存在…」
ゴクリ
エルモだけではない、全員が息をのんだ。
「だが、お前達のチカラはすでにハイポリス程度は凌駕している、
 問題は表舞台に出てこない、それ以上の存在ってやつだ」
チーン
エレベーターは押してない階でいきなり止まった。
「そら、来たぞ」
ドアがゆっくりと開く…
そこには1人の男が立っている。
「お前1人か?」
「そうだ」
男はそう言うと両手のひらを足下に向けて開いた。
パッ
男の手が光った、その時だった。
ドゴオオオン
バロック達の足下が一瞬で音をたてて崩れ落ちる。
「うわああああああ!!」
一瞬で起ったその破壊はタワーのフロア3階分程に及んでいた。
下まで落ちたシンゾウとジェイミーは
少し驚いた様子だが
「さすが、直接食らったらひとたまりもないな、これは」
そしてそこに落ちていない面々は…
すでに男の後ろにいた。
「貴様、名は何と言う?」
「……………バロック」
「それだけのチカラがありながら、なぜ今まで潜っていた?」
「お前に話す筋合いはない」
「なるほど、いずれにしてもここを通すわけにはいかない、
 それでもいくのならば死んでもらうしかないな…」
「そうかい、どっちにしてもそのつもりだろ、
 それにお前の相手は後ろの2人がしてくれるみたいだぜ」
男が振り向くと、自分の作った穴から、
シンゾウとジェイミーが浮かび上がってくる。
「テレキネシスを持っているヤツがいるのか」
「そゆこと!」
エルモがニヤリと笑う。
「いいだろう、だがその先に待っているのはお前達にとって絶望だ、
 ここを越えたことを後悔するがいい」
「忠告かい、有り難く受け取っておこう、
 シンゾウ、ジェイミー、あとは任せたぞ」
バロック達は3人に背を向ける。
しばらく歩き階段に辿り着いたとき、
背後から断続的に、そして止まることのない爆音が聞こえた。
しかし、誰1人足を止めない、振り返らない…
爆音はタワー全体を揺るがさんばかりに鳴り響き続ける。
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テーマ : 創作・オリジナル ジャンル : アニメ・コミック

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第2章
プロローグ
第1話 ヒーロー
第2話 反乱の旗印
第3話 教官
第4話 はじまり
第5話 引き金
第6話 ロミオ
第7話 野性
第8話 突入
第9話 運命
第10話 コンビネーション
第11話 水魔
第12話 足止め
第13話 助っ人
第14話 閃光
第15話 三眼の男
第16話 極炎の宴
第17話 裏切り
第18話 覚悟
第19話 ロン
第20話 仇
第21話 真実の扉
第22話 弟

第1章
プロローグ
第1話 きっかけ
第2話 出会い
第3話 デュエル
第4話 誤算
第5話 決着
第6話 余韻
第7話 密会
第8話 油断は禁物
第9話 兄弟
第10話 涙のむこう
第11話 トリデ
第12話 チカラ
第13話 休息
第14話 決戦の時
第15話 逆転
第16話 軌道
第17話 必殺技
第18話 狂気
第19話 光
第20話 喜びの中
エピローグ

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