第11話 水魔
巨大な水槽がある大きな部屋。
先を急ぐバロック達の前には第2の敵が立ちはだかっていた。
名をクラーケン、ハイドロという水を自在に操るスキルの持ち主。
「プリズマんところがどうなってるのかはわかってんよ、
さて、俺の相手は誰がしてくれんだい?」
プリズマとは違い、だいぶ好戦的な敵のようだ。
「話が早い、エルモ、ココは任せるぞ」
「おう!」
「ふうん、テレキネシスかい、随分強力なスキルを持ったやつが
いたもんだね~こいつは楽しめそうだ」
クラーケンはまるで獲物を品定めするかのようにエルモを見ている。
「気持ち悪いヤツだな、バロック先を急げ!」
バロック達はエルモを残し先に進む。
クラーケンはもったいなそうな顔でバロック達を見ている。
「みんな食べちゃいたかったな~」
「お前の相手は俺だぜ、タコ野郎!」
エルモがパチンと指を鳴らすと部屋にあった巨大な水槽が一瞬で粉々になった。
「へえ~それじゃあ楽しませてもらうよ」
クラーケンの目が怪しく光る。
ロココはやっとセンタータワーに辿りついたところだった。
タワー1階のガラスは全て割れ、10階位の高さからは凄まじい爆音が鳴り響いている。
「いったい何が起っているんだ?」
呆然と立ち尽くすロココ。
「ロココ!」
「ユニ!」
タワーからユニが駆け出してきた。
「何があったんだ!?」
「あのな、なんかイカツイ6人組がきたんだよ!
ポリスはみんな出払っちゃってるし、
多分今は三長老直属のエボリューターってのが応戦してるみたいなんだよ!」
「三長老直属のエボリューター?そんなの俺も聞いたことないぞ?」
「俺も初めて聞いたよ!でもそうらしいんだ!」
「とにかく中へ!」
ロココは荒れ果てたタワーのエントランスへ駆け込んで行った。
その様子を影でうかがっているものがいた。
「ロココ………アクセレイション………危険な存在………」
「さて、困ったもんじゃ、こんな所であいつらを使うことになるとは…」
「しかし、あのバロックという男の目的はなんじゃ?」
「わからん、しかしあれだけの組織を秘密裏に作り、そしてあそこまでの
戦力に育て上げるのは並のことではないぞ」
「確かに…しかし、目的がどうであれ、我々に敵対する勢力であることは
今の所間違いない…惜しい男ではあるが…」
「あの3人はまだ戻らんのか?」
「うむ、それもまだじゃ、危険な任務じゃからの、
無事もどればいいが…」
先を急ぐバロック達の前には第2の敵が立ちはだかっていた。
名をクラーケン、ハイドロという水を自在に操るスキルの持ち主。
「プリズマんところがどうなってるのかはわかってんよ、
さて、俺の相手は誰がしてくれんだい?」
プリズマとは違い、だいぶ好戦的な敵のようだ。
「話が早い、エルモ、ココは任せるぞ」
「おう!」
「ふうん、テレキネシスかい、随分強力なスキルを持ったやつが
いたもんだね~こいつは楽しめそうだ」
クラーケンはまるで獲物を品定めするかのようにエルモを見ている。
「気持ち悪いヤツだな、バロック先を急げ!」
バロック達はエルモを残し先に進む。
クラーケンはもったいなそうな顔でバロック達を見ている。
「みんな食べちゃいたかったな~」
「お前の相手は俺だぜ、タコ野郎!」
エルモがパチンと指を鳴らすと部屋にあった巨大な水槽が一瞬で粉々になった。
「へえ~それじゃあ楽しませてもらうよ」
クラーケンの目が怪しく光る。
ロココはやっとセンタータワーに辿りついたところだった。
タワー1階のガラスは全て割れ、10階位の高さからは凄まじい爆音が鳴り響いている。
「いったい何が起っているんだ?」
呆然と立ち尽くすロココ。
「ロココ!」
「ユニ!」
タワーからユニが駆け出してきた。
「何があったんだ!?」
「あのな、なんかイカツイ6人組がきたんだよ!
ポリスはみんな出払っちゃってるし、
多分今は三長老直属のエボリューターってのが応戦してるみたいなんだよ!」
「三長老直属のエボリューター?そんなの俺も聞いたことないぞ?」
「俺も初めて聞いたよ!でもそうらしいんだ!」
「とにかく中へ!」
ロココは荒れ果てたタワーのエントランスへ駆け込んで行った。
その様子を影でうかがっているものがいた。
「ロココ………アクセレイション………危険な存在………」
「さて、困ったもんじゃ、こんな所であいつらを使うことになるとは…」
「しかし、あのバロックという男の目的はなんじゃ?」
「わからん、しかしあれだけの組織を秘密裏に作り、そしてあそこまでの
戦力に育て上げるのは並のことではないぞ」
「確かに…しかし、目的がどうであれ、我々に敵対する勢力であることは
今の所間違いない…惜しい男ではあるが…」
「あの3人はまだ戻らんのか?」
「うむ、それもまだじゃ、危険な任務じゃからの、
無事もどればいいが…」
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