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第7話 密会

ー デュエルから数日がたったある日 ー
ロココ達はクズキリ達とのデュエルのダメージも癒え、次のチームとの戦いに備えていた。
残る2チーム、「トリデ」と「ブライトンロック」…
「ブライトンロック」はこのファームで最も大きな勢力をほこる。
チームのトータル戦力はもちろんロココ達と同じだが、AAクラスのリーダー「カーン」のほかに
Aクラスのエボリューターが4人とBクラスが5人という構成になっているせいだ。
BクラスやCクラスはエボリューターとして常人ならざる身体能力や強靭な肉体やスキルをもちろん持っているが、
Aクラスのエボリューターのように極端に突出したスキルの前では全く相手にならない。
つまり、どんなに束になってかかってもBクラス・CクラスのエボリューターではAクラスには勝てないのだ。
ロココのチームよりAクラスが1人多い「ブライトンロック」はそれだけ強いということになる。
そして「トリデ」はあまりに他と違う特殊なチームだ。
チームのリーダーの「トノ」はAAクラスのエボリューターでありながら30ptの戦力値を持っている。
そしてメンバーは、共にAクラスの「ウコン」と「サコン」という15ptの戦力値を持つ2人だけだ。
トータルが60pt、メンバーが3人しかいないこのチームがなぜ現状まで残っているのか…
もちろんデュエルの申し込みを断り続ければ、それも可能だが、それではいつまでたっても訓練は終わらない。
それ以前に、どのチームも「トリデ」に手を出さない理由があった。
トリデのウコンはスキル「ワンハンド」の持ち主で一刀流居合い切りの達人。
そしてサコンは「スクイード」という伸縮自在の体を持っている。
トノの脇を固めるこの2人の強さも理由の1つだが、問題はトノの持つスキル「フォーチュン」にあった。
「フォーチュン」は予知能力。どの程度の予知が可能なのかはわからないが、
この能力には周りのチームが踏み込めないだけの恐ろしさがあった。
まして30ptもの戦力値を持たれては誰も手を出せない。
ロココ達はこの2つのチームに勝たなければならないのだ。


ロココ達は今まで以上に入念に、時間をかけて戦闘プランを考えていた…が。
「だめだ!どうすりゃいいか全然わかんねえ!!」ロンが真っ先に両手をあげた。
「むむむ…」ハンゾウも言葉がでない。
ロココはまだあきらめた様子はないが、腕を組んで、眉間にしわをよせたまま、黙りこくっている。
「少し休憩しよう」ナナシがそう言うとアジトの空気が少し軽くなった。
クララがみんなにコーヒーをいれ始めた。(この世界にもコーヒーあるんです)
アジトの中にコーヒーの薫りがたちこめると、やっとみんな肩の力が抜けてリラックスしたようだ。
「しかし、こまったもんだ。どっちを先に相手にすればいいかもわかんないや」
コーヒーを口に運びながらロココが独り言のように言う。
「まあ、そんなに焦んないでのんびり考えれば。そのほうが、あんた達らしいわよ」
クララに言われて、やっとロココが笑った。「それもそうだな」>


ロンとハンゾウはコーヒーを飲むと、外の空気を吸いにアジトの外に出た。
何時間作戦会議を続けていたのかはもうわからないが、あたりはもうどっぷりと夜の闇につつまれていた。
「実際、かなり厳しいのは間違いないな。」とハンゾウは中の者に聞こえないくらいの声で言った。
「…そうだな、俺とお前で3人のAクラスを相手をするくらいしか、やっぱ方法ねえかなあ…」
あきらな妥協案をロンが口にする。
せっかく休憩をとっているのに、頭からデュエルのことが離れない。
「…んっ?」「…ああ?」2人が同時に声を発した。
アジトを包む夜の暗がりの中に1人の人影が現れた。
「スピットファイア」のメンバーではないことはすぐにわかった。
頭に「ちょんまげ」があったから。
「何の用だい “ウコン” 」ロンがきりだした。
“トリデ” のウコンはハンゾウを見て静かに口を開いた。
「クズキリ達とのデュエルはよく頑張ったでござるな、特にロン殿の活躍は素晴らしいでござるぞ」
「う、お、おう!あったり前だぜ!」いきなり褒められてロンも思わず気が動転した。
「で、なんの用だい “アニキ” 」
ハンゾウが普段は見せないキツい表情で言った。
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テーマ : マンガ ジャンル : アニメ・コミック

コメント

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No title

読むのが遅くてすみません><
ウチの方のあんな長いお話を読んで頂けたって言うのに… (┬┬_┬┬)
私の方のお話が少々行き詰ってまして、読む方より書く方に時間が…^^;

ゆっくりですが、ちゃんと読ませて頂きますので、これからも宜しくお願いします<(_ _)>

…ってか、【アニキ】!?…お兄さん!?(ノ゜⊿゜)ノ

Re: rum_bulionさん

コメントありがとうございます。
ここからいいところです(笑)
ゆっくりのんびり読んでやってください。
終わったらまたゆっくりお話しましょう!
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第2章
プロローグ
第1話 ヒーロー
第2話 反乱の旗印
第3話 教官
第4話 はじまり
第5話 引き金
第6話 ロミオ
第7話 野性
第8話 突入
第9話 運命
第10話 コンビネーション
第11話 水魔
第12話 足止め
第13話 助っ人
第14話 閃光
第15話 三眼の男
第16話 極炎の宴
第17話 裏切り
第18話 覚悟
第19話 ロン
第20話 仇
第21話 真実の扉
第22話 弟

第1章
プロローグ
第1話 きっかけ
第2話 出会い
第3話 デュエル
第4話 誤算
第5話 決着
第6話 余韻
第7話 密会
第8話 油断は禁物
第9話 兄弟
第10話 涙のむこう
第11話 トリデ
第12話 チカラ
第13話 休息
第14話 決戦の時
第15話 逆転
第16話 軌道
第17話 必殺技
第18話 狂気
第19話 光
第20話 喜びの中
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